5月11日の「NHKラジオ深夜便」はブラジルからでしが、この中で青木さんという女性の方(ホテルチェーンのCEO)が色々語ってしていましたが、何かご希望の曲はの問いに、彼女は「故郷」を聞きたいと言っていました、あの、うさぎ追いしかの山 小鮒つりしかの川・・です、この曲を聞くと幼いころに生活していた日本を思いだすとも話していました。
今回の被災地でもこの「故郷」の曲が流れると皆涙を流して聞いているのが印象的ですが、被災者の方々、本当に故郷はもう思い出の中にしか無いのですね。
杜甫の国破れて 山河あり ・・ は日本人に最も知られ好まれている漢詩ですが、これも、第二次大線で敗戦したあとに、でも、美しい山河があり、日本人は頑張ることが出来ました、しかし、今回はそれも失われてしまったのです。
また、歌謡曲にも「だれか故郷を思わざる」があります、花摘む野辺に 日は落ちて みんなで肩を 組みながら 唄をうたった 帰りみち 幼馴染みの あの友この友 ああ誰か故郷を思いわざる・・・
ですが、
心の中の「故郷」を支えに、生きて行かなければならない被災者の方々にはなんと言ってエールを送ったら良いのでしょうか。