今日5月12日は中国での四川省を震源地とするマグニチュード7.8の大地震が発生したから3年目、死者は 6万人を超えたと記録されています、日本も中国も災害多発国ですね。

中国と言えば、以前、中国西安(唐の都、長安)を旅行した際に見た興慶宮公園の「阿倍仲麻呂」の記念碑について少しの感想を述べてみます。

阿倍仲麻呂については「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」が余りにも有名、しかし、これは翹首望東天 神馳奈良邊 三笠山頂上 思又皎月圓 が原文、(首をあげて東天を望めば 神は馳す 奈良の辺 三笠山頂の上 思ふ又た皎月の円なるを)と訳すようで、これを、「天の原 ふりさけみれば・・」と訳した方の文章力がむしろ素晴らしいと思います。

なお、阿倍仲麻呂は杜甫、李白とも交流があった人、杜甫には 今夜鄭州月 閨中只独看 (今夜鄭州の月 閨中只ひとり看るならん)があり、李白には挙頭望山月 低頭思故郷 (頭を挙げて山月を望み 頭をたれて故郷を思う)、となにかそれぞれ大変似た漢詩があります。

千年を超えて愛されている天才詩人たち、お互いどんな状況で創ったのでしょうか、知りたいものですね。