内部告発サイト「ウィキリークス」によれば、日本の外務、防衛官僚達が、アメリカに対して日本の民主党政権に妥協するなと助言していたとのこと、なんと、日本の国益に反する「売国奴的」な行為を彼らはしていたのです。
高見沢防衛政策局長が「アメリカ側が早期に柔軟さを見せるべきでない」と助言、また、藪中外務事務次官が「政府による見直し作業で辺野古移設に代わる実行可能な案が見つからなければ辺野古になる」と発言、さらに、斉木アジア大洋州局長は民主党の外交政策について「愚か」と発言、これらが全て米公電にはある。
こんな官僚達が民主党政権をゆさぶり、すなわち、官僚の裏切りでは、首相もただの飾り物、官僚達はまさに政府の獅子身中の虫です。
《広辞苑》によれば「獅子身中の虫」とは：獅子の身中にすんで、これの恩恵を蒙っている虫が、かえって獅子の肉を食ってこれに害毒を与える意。 仏徒でありながら仏法に害をなすもののたとえ。また、内部にいて恩恵をうけながら、害をなすもののたとえ。とあります。
沖縄の普天間問題で、前鳩山首相が辺野古移転で少なくとも県外などと発言し、実行できずに退陣しましたが、首相の首を切った恐ろしい官僚達です。
菅首相、かれらの面従腹背で首相になれたからでしょうが、ウィキリークスの情報を合法的でない情報で政府としてコメントできないと言っていますが、いまどきウィキリークスの情報は真実であることが常識、臭いものにはふたと考えているでしょうが、官僚の裏切りで日本国は膨大な金銭的な損害も被っているのです。
なにか、第二次大戦前の軍官僚達の傍若無人ぶりを彷彿させます。