「街道をゆく」は司馬遼太郎さんの名著であるが、この中に、日本人は数百年にわたって(江戸期)コメ一辺倒で、本来コメの生産に適しない土地でもコメを作って、しばしば凶作で農民が飢餓に喘いだ歴史があると書いている、そして、近代は、工業生産一辺倒、いつかコメの凶作と同じように工業からのしっぺ返しにあうことがあると書いている。
まさに、今回の原発事故、優れた歴史学者でもある司馬遼太郎さんの温故知新の洞察力に驚きます。
私たちは本当に安易に、暑ければ冷房、寒ければ暖房、そして、町なかでは石原さんと、レンホーさん応酬している、自動販売機が、また、パチンコ屋がものすごい電力を消費し、ここらで工業、電力を見直す必要があるのかもしれません。
また、福島県、風評被害で農産品大変です、ここでも、司馬さん、東北は幕末ほとんどの藩が反官軍側、明治になって官軍側の秋田以外、全て、名前がおかしい、すなわち、仙台藩は仙台県でなく宮城県、盛岡藩も盛岡県でなく岩手県、福島県は本来は若松県か会津県のはず、薩摩長州は末代まで、反官軍の地域に印をしたとのこと、
ここで、福島県、薩摩長州から付けられた名前の福島県を「会津県」に変更したらどうでしょうか。