東日本大震災で発生した災害ゴミの量は莫大で、新聞記事によれば「宮城県石巻市の災害ごみは、同市の年間処理量の約100年分に上る見通しになっており、石巻市の廃棄物(船舶、自動車除く)を約538万トンと推計。同市が2009年度に処理した総量58300トンの約100倍の規模だ」とある。

これまでにも大規模な災害ゴミが発生しているが、例えば東京大空襲のごみは、一部はお堀に埋め、それが今では四ツ谷の上智大学のテニスコートに(丸の内線が地上に出た所で見えます)、また、阪神大震災では旧式の埠頭間に埋立て、大型船も利用できる新型の埠頭に改良したりしてりしている。

今回の膨大な量の災害ゴミ、燃やすにしても焼却炉が災害を受け利用できない状態にある。そこで、焼却炉船で対応してはどうだろうか、日本の造船技術で三千トンクラスの焼却炉船を造るのは容易なこと、2030隻造り各地に配船することで、災害ゴミの早期処理に役立つと思いますが。