2004年12月 26日に発生したインドネシア(スマトラ沖)の地震・津波では約16万人が犠牲になったと言われていますが、今朝のNHKラジオでアテェ州の州都バンダ・アテェに住む女性の方から、今回の東北関東大震災で被害にあった方々へのメッセージが寄せられていた。
彼女は沢山の家族を亡くし、始めは何もする気持ちも起こらなかったそうでが、しかし、生き残った自分たちが復興しなければならないと思い、始めは、津波でやられていた膨大な残骸の整理から始め、今では被災者達と手工芸品を作って生計を建てているとのことです。
また、彼女は被災者の方々の心を思えば、被災者の方々も避難所でジッとしているより、やはりなにか動くことで重い気分が少しは晴れるのではないかとのメッセージでした。
ただ、原発で避難されている方々は、放射能の汚染で我が家にも行くことが出来ないので、気分は一段と重いと思います。
まだまだ終息に向かわない原発事故、初期の対応がまずかったようですが、地震・津波被害のような自然災害とは異なった、手のつけられない人災です。