福島原発の放射能漏れで水道水からヨウ素検されて、検出値が上下する理由ははっきりと分からないとされているが、常識的に考えて降雨による洗い流しであろうと考えられる。このことをファースト・フラシュと言うが、例えば24mm/降雨(この数値は年間降雨回数の90%)と仮定してBOD2~3(mg/)SS15~25(mg/)NH4-N0.2~0.4(mg/)と降雨前よりBODでは普段1.0 (mg/)程度と思うので(であれば少なく見ても晴天時の2~3倍)と上昇する。

多分地上に降りた放射能が降雨により洗い流され続けるであろうから、時間を経過して基準をクリアしても、ファースト・フラシュにより再び超える可能性はある。

このことからも河川からの取水は当分というか、念には念を入れて降雨後は一日、二日程度を半永久に取水を止める必要があるかもしれません。

放射能の専門家達は口をそろえて「基準をオーバーしているが、飲んでも問題はない」と言っているが、結果が分かるのは数年先、その時に「間違っていました」では済まされません。

放射能に汚染された水道水を飲料水として利用するためには、日々に水質調査結果を公表すべきです、その結果を見ながら私たち利用者が判断せざるを得ない状況でもあります。