NHKスペシャル「大地震・命を守れ」と、ETV特集「原発災害の地にて」をみた。災害弱者の今における医師たちの不眠不休の活躍、本当に頭が下がります、これに比して行政のノロさ、行政も壊滅的な被害を受け身動きが取れないのかもしれませんが、「災害後20日」も過ぎてインフラの基本である水道施設がまだ全然復旧せず不潔な場所での避難、感染症の爆発的な流行がもう目前の状況らしいです。
しかし、日本の土木・水道技術を持ってすれば仮設パイプを敷設し、水源地から水道を引くなど朝飯前のハズ、どうして引かれ無いのか不思議なくらい、一体なぜ?
今回の災害対応で国際的に日本の行政の怠慢が非難されていますが、もう、出来ないなら、許認可なども全て免除し土木会社に丸投げして敷設させてはいかがですか、日本の土建会社の力ここで発揮させて下さい。
また、原発事故、放射能の観測値を全て公開していない疑いがあり、ここには、国民を低く見た「民は之に由らしむべし、之を知るらしむべからず」的な官尊民卑の思想がある。
また、福島産、会津地域など新潟県寄りの農産地も風評被害で全て廃棄処分、おかしいですね、全然関係の無い農産品全てです。ここにも、役所の怠慢が!
避難所にいた9歳の女の子、まだ父の安否が不明のまま、弟も亡くし、その火葬に立ち会った後に高熱で苦しんでいる姿、あるいは、ペットの犬やネコに餌を与えるため放射能で汚染された地域に留まっている姿、本当に優しい罪もない人々が苦しんでいる今の実態、政府、そして全国の県や市長村の行政(被災者の生活保護に難色:さいたま市)もそして東電も、命を救おうと頑張っている医師たちのように全力を挙げて対処してほしい。それが日頃税金で給料をもらっているあなたたちの役割だと思いますが、いかがでしょうか。