「雨の降る日は哀れなり良寛坊」はあの良寛さまの俳句であるが、東北の大震災の被災地の方々、そして、原発事故のとばっちりで避難を余儀なくされている方が、3月も末というのに厳しい気候、ほんとうに、良寛さまの俳句の通りであろうと思いただただ、どうぞ、ご自愛をというしかございません。
また、今回の原発事故での政府対応、原発対応は評価せずが58%とのこと、当然であります。経済産業省の原子力保安院が事故後3時間以内での「炉心溶融」を予測いていたが、原子力炉の圧力を低下させる応急措置を取る方針が決まったが実現するのに半日もかかったとのこと、しかし、菅首相が12日の早朝現地を視察したことで、応急措置の実施を含めた政策が決定的に遅れたと報道にありました。
これから見れば、今回の大震災と原発事故を利用し内閣支持率を上げようとした、まさに、本末転倒の菅首相の行動が現在の原発災害を引き起こしたことにもなります。
良寛さまの俳句に「手拭で歳をかくすや盆おどり」というのがありますが、菅首相は大災害対応をカッコよく見せ、内閣のボロを隠そうとしましたが、国民はそれほどバカではありません(と思いたいが・・)。しかし、
今回の大災害でつくづく政治家の無能さ痛感させられましたが、結局、これも我々国民が選んだ人々、もう一度国民一人ひとりが投票行動を考える必要もありそうです。