海岸に千体を超える遺体漂着と宮城県警が発表、巨大地震・津波の犠牲者と思われるが、これも現実でしょうか、本当に悪夢のようですね。
これまで明治29年と昭和8年の三陸大津波でも約三万人ほどの犠牲者があったと伝えられていますので、今回の犠牲者の数もこれに迫るのでしょうか。
一度に大量の犠牲者が発生するのは、戦争、伝染病そして自然災害ですが、あまりにも大きな犠牲者の数、約としか勘定出来ない貴重な命、そして、残された爪痕、復興に何十年かかるのでしょうか、しかし、残された者の心は60年、100年を経ても決して癒されることはありません。
でも、数多の罪もない老若男女の突然の、そして思いもしなかった津波での犠牲、彼ら、彼女ら犠牲者を思い出すことが供養ですね、そして本当に天国があると思いたいです、多分あるのでしょうが。
また、世界一安全と言われた日本の原子力発電所のトラブル、周辺住民の不便な疎開と放射能に対する不安、天変地変は人間と人間が造った文明の脆さをもあぶり出します。
イギリスの新聞に大きな日本の国旗日の丸と「頑張れ日本・東日本」の漢字での一面記事がありました。
私たちの思いも皆同じです「頑張れ日本・東日本」。
国破れて山河あり・・ の風景は津波で変わりましたが
廃屋の傾きたりし草の屋も命をつなぐ団らんありて
日本はここから出発し今日まできました
世界が日本を応援しています。先の大戦での戦争と原子爆弾の罹災からも立ち上がった日本人、不屈の精神でまた立ち上がりそして歩むことを世界も願っています。