昨日記載した米国務省のケビン・メア日本部長の「沖縄は基地を利用して日本政府をゆすっている（金をせびっている）と沖縄批判」をした大学生への講義、今朝のＮＨＫニュースでも報じられていましたが、在日米大使館はアメリカ政府の見解でないと打ち消しに懸命。
しかし、打ち消しても実はアメリカ政府の本心でもありますが、さらに、「もともと基地は畑の真ん中にあったのに、沖縄の人が基地の周りを都市化した」、「普天間空港が危険と言っているが伊丹空港や福岡空港の方が密集した都市の中にありより危険だ」、「アメリカ軍は起こりうる展開に対して準備し訓練するが、自衛隊は実際の展開をせず訓練だけして退職する」、「民主党は沖縄を理解していない、まだ、自民党の方が沖縄に通じている」、「沖縄の三分の一の人達が軍隊が無ければ平和になると信じているが、そのような人達と話をするのは不可能だ」。
等など、今日は沖縄県議会で「県民を愚弄する侮辱的発言で断じて許せない」と抗議の決議をするそうですが、沖縄では「このような人物を日本部長にしたオバマ大統領の任命責任も問われる」とか「日本外交の体たらくがこのような発言を許した、外務省に抗議するよう強く申し入れるべき」などの意見が出ている。
沖縄県議会の抗議決議はある意味当然でしょうが、しかし、昨日も書いたように、指摘され当たっている部分もあるでしょうから、その当たりは改めないと内地からの支持も得られないのではないかと思いますが・・・