もう、ひな祭りも終わりましたね、ひな祭りは女の子にとっては特別の、親は子供の健やかな成長と幸せを願ってお雛様を飾ります。

今朝のNHKラジオが視聴者の方からの投稿記事読んでいましたが、確か、名古屋市の御婦人からのもの「私の家は女の子だけでしたが、家が貧しくお雛さまを買ってもらえませんでしたが、ももの節句のころに姉が新聞紙を切り抜きお雛さまを折って、あかりをつけましょぼんぼりに お花を上げましょももの花・・・と歌いながらクレヨンで色を塗り、お雛さまを飾りました、そして、ももの節句のころになると姉のその姿と歌声が60年を過ぎても思い出されます」との話でした。

姉が妹たちを思ういい話ですね、今の時代、物があふれ、そして簡単に捨てる時代、子供も現代の風潮に毒され、物を大切にしませんんが、何か、質素な時代ほど家族がまとまり、イコール社会も相互扶助の精神があったのかもしれません。

もう、日本は社会保障費で沈没しそうですが、曽野綾子さんの「老いの才覚」べストセラー本らしいですが、高齢者の特権だとして子供や家族、周囲の人々、社会ひいては国家に甘え、ものを要求するのは誤りだという厳しい内容ですが、この風潮はなにも老人ばかりでなく、中高年層にも蔓延しているようです。

時には新聞紙のお雛さまで我慢をしなければならないときもあることを、私たちが自覚しなければなりませんね。