沖縄には王朝時代に神の島といわれた「久高島」があるが、面積1.53km2、周囲8kmほどと小さいが、昔から琉球の国造りにちなむ神話の島である。
琉球のアマミキヨがこの島に初めて降臨したと言われ、霊地として人々の尊敬を集めて、かつては国王自ら島に渡り、神を拝したと言われている。
また、この島に王が礼拝に訪れている間に、首里ではクデーターが起こり、初めて沖縄を統一した尚氏がほろび、伊是名の農民上がりの金丸が王権を握り明治ま名前はそのままの「尚」で続いている。
なお、この島には「特仁港」という港があるが、この名前は多分孔子の「子曰く徳に依り仁に依り芸に遊ぶ」から取った名前ではないかと考えています。
論語にあるように、人間の生き方と目的、徳と仁そして実は芸ごとも人間形成では重要なまおのではないでしょうか。
人々は島に来るたびに徳と仁を考え、神の島にふさわしい名前ですが、芸を加えなかったのはなにか残念です。それとも「徳仁芸」港では変でしょうか。