総務省が発表した国勢調査によると、2010年10月日の総人口が1億2805万人、増加率は過去最低で、日本の少子高齢化の様相がこれからもよくわかる。
また、人口増加率の高い自治体は東京都4.7%、神奈川2.9%、千葉2.3%、そして沖縄2.3%の増加であるが、一方、減少率の高い県は秋田5.2%、青森4.4%、高知3.9%、岩手3.9%、山形の3.9%の減である。
これから見れば、どうせ住むなら都市施設の整った首都圏がいいとなり、豊かな自然のあるハズの東北が全然人口が増えず、減少一途であることが分かる。
ただ、人口が増加している自治体は、上にあげた以外には滋賀、愛知、埼玉、大阪、そして福岡の計9都府県であり、それ以外の日本の道府県は皆人口減少している。
人はパンのみに非ずとは聖書の言葉らしいが、それは、パンの必要性も説いているわけであり、「人間の豊かさとは心だ」といくら説いても、万人の心には全然響かない言葉なのでしょうね。
人口増加率の高い沖縄の軒を連ねる満艦飾のパチンコ屋をみながら、人間はやはりパンのみに生きる者が大多数であると認識をする総務省人口統計の結果でもある。