昔し、バルカン半島は世界の火薬庫と習ったことがありますが、今は、中東地域でしょうか、毎日ドミノ現象の如くに反政府デモと権力側が衝突、権力側の暴力的弾圧で数百人規模での死傷者、権力者も焦っていますね。彼らは倒されたらかつてのムソーリのようにつるされる悪夢でも見ているのでしょう。
しかし、リビアのカダフィ大佐、もう権力について47年、長すぎ、ほとんど北朝鮮同様国民不在の権力ボケ、息子が指揮する軍がデモを鎮圧しているようですが、これまであまり反政府デモが無かったようですから、かつての日本のの特高警察のような反政府弾圧がひどいかが分かりますね。
日本でも徳川幕府260年余り不条理な制度が続きましたが、国民は左甚五郎の掘った猿同様、見ざる、言わざる、聞かざるで細々と命を保ってきましたので、人間の弱さをよく知っています。
これに対して、エジプトやリビア等の国民結構強いですね。むしろ日本を含め、中国、朝鮮、あるいは、ビルマなどのアジアの国民が権力に弱いのでしょうか。あるいは、アジア人は農耕で生活してきましたから、土地を離れるわけにいきませんからね、こんな歴史もやはりDNAに影響するのでしょうか。