民主党菅政権、とうとう、予算通過と代償に辞任などという声はチタホラ、しかし、本人は強気、衆議院を解散すると言って、退陣論をけん制している。
考えてみれば、管さん、もともと、市民運動といっても、市川房枝さんの参議院選挙応援の「勝手連」の走り、別に市民運動をしていたわけでもなく、ただ、目の前を通る選挙カーを見て、暇だから応援をしてたという、今でいえばフリーターのような存在であった。その後、この選挙応援をきっかけに武蔵野地域の市民の大部分を占める無党派層の支持を受けて立候補、運よく当選、回を重ねて政界をうまく泳ぎ首相の座についた人物である。
従って、彼自身上昇志向があるが、はたして、市民、国民のためにどのような犠牲と貢献が出来るか思っていたが、今回のドタバタの中で、解散などと言っているところを見ると、自分自身は犠牲になりたくない、経歴に傷をつけたくないという意志ばかりが目立ち幻滅である。
今回、人気低落の菅政権を挽回するにあたり、ある意味「盟友」であった小沢切りばかり考えていて墓穴を掘ったが、戦国時代生き残りをかけて裏切りはごくありふれていたが、しかし、主君を裏切った場合、その後の覇者は彼ら裏切り者を自分の部下にしてもまた裏切るであろうと許してはおかなかったが、菅さんももう誰とも組めませんね。
民主党の混乱、仲間同士が殺しあった赤軍派と同じと昨日書いたが、民主党にはもう明日はないでしょね。
中東ではネット革命で世界に名の知れた独裁者がバタバタ倒れていますが、日本国、倒すにも小粒過ぎて、どうにもなりませんね。