若いころに一時習っていたテニスを最近始めているが、数十年間も長い間仕事の忙しさに忙殺されてラケットを握ることなく、機械で言えば錆でボロボロの状態、サーブもボレーも全然ダメ、昔し昔し、市民の競技会で結構良い成績であったことは嘘のような状態でした。
再開してやっと4カ月、最近やっとストロークを打てるようになったが、いつも悔しい思いをしているので、テニス教室に行くことにしましたが、教室は満杯、あいかわらずのテニス人気のようです。
テニス教室にいってみると、ジュニアのクラスも人気で、小学生1年生くらいの子供から練習を始めており、4、5年生ではサーブ、ボレーも上手でもう大人顔負け、聞けば県の代表としもう競技会に出ているとのこと。
これも、昔し、私たちが小学生のころはまだ日本も貧しく、農村では子供も立派な労働力、農繁期には小学校でも授業時間を短縮したりして田植えなどの手伝いを出来るようにしており、子供達はせいぜいグローブも使わない軟式野球のまねごとをしたいたような状態でした。
子供がテニスやゴルフ、まさに、今昔の感、しかし、一方でこの豊かな社会で親の虐待、あるいは、いじめなどで人生をスポイルされる子供も多く、経済の豊かさと人間の心の豊かさは相関しないのかなどと考えてしまった。