政府は、アメリカ海兵隊の沖縄駐留の必要性について「嘘も方便」と発言(鳩山前首相)、その打ち消しに躍起である。そもそも、アメリカ軍は小沢一郎氏が言うように、第七艦隊だけで十分であり、なにも、海兵隊や、陸軍までもが駐留する必要はない。
また、政府は沖縄の辺野古への基地建設を進めるため、アメとムチを使い分け、辺野古への反対を表明している名護市に大幅な補助金の削減を行った(以前の山口県岩国市への措置と同じ)。
沖縄が日本に復帰する前、沖縄の基地が縮小・撤去されれば「イモと裸足の経済」になる、とは沖アメリカ軍の高等弁務官が言ったことば(琉球新報)らしいが、如何にもアメリカ人らし民族差別的な発想がある。
沖縄は江戸時代、長い間薩摩に搾取され続けられていたが、その間でも琉球文化は百花繚乱、芸能、工芸品、食生活などは贅沢ではないが豊かで、かつ長寿の国であったことを思えば、アメリカ、日本の殺人狂時代的人物は沖縄の文化の対極にある人々で、沖縄には絶対相容れない思想でもある。
民族自決、あたりまえのこと、日本の官僚どうかしてませんか、そして、それに引きずられている政治家達、太った豚よりは痩せたソクラテス、人間方丈の庵で十分、欲ボケ黄金崇拝の崩壊家族よりは裸足の経済で暖かい家庭の方がずうとましです。