昨日は沖縄近海をボートで航行、途中、座間味島近くで親子のクジラと遭遇、子供クジラは2分置ぐらいで海面に現れ、母クジラも子供を見守って時々潮を吹きながら遊泳、ボートも約1時間ほど親子クジラの後ろから観察していました。

これまでクジラの潮吹きを見たのは小笠原島近海でしたが、その時は十数頭集団で遊泳していましたから次々と潮を吹き壮観でした。しかし、昨日は親子2頭でしたので、見失なわないよう目を凝らしながらの見物でした。

日本の海は世界的にもまれなくらい多くの海生生物が生息して地域と言われていますが、親子クジラを見ていて、まさに、実感しました。

ただ、あまりにも豊かな海域を持つがゆえに、漁業資源の乱獲にみられるように、過去に海生生物をあまり大切にしなかった時期もあり、これまでも、北海道のニシン、あるいは、秋田県のタハタの激減、さらには、沖縄の一部地域でのサンゴの消滅などもあります。

最近、これまでの反省から栽培漁業、あるいは、一定期間の漁獲の禁止などを実施していますが、尖閣に見られるように近隣諸国の漁船の乱獲があり、海生生物にとって憂慮すべき状況は続いています。

これからの近隣諸国の人々、豊かになるにつれて高級魚を好むと思いますので、仙石さんが取った腰ぬけ外交では日本の近海の漁業資源がますます狙われるでしょうね。