エジプトが混乱、もう30年も大統領であるムバラクがインターネット革命で倒れそうです。大統領職を次男に引く次考えだったそうで、もう、古代のファラオ同然の強権を誇っていた彼、しかし、現在の国民はさすがに紀元前の奴隷とは大違い、怒りの拳で大統領と言えども追放の憂き目にあいそうです。

エジプトは御存じの古くは世界の文明の国、学問、芸術いずれも栄え、特に数学の幾何学はピラミットの建造とともに今日の水準ともいえるほど発展した。

しかし、医学はそれほどでもなかったのか、平均年齢は4050歳とか、ファラオの中で唯一女性のハトシェプス女王は紀元前1458年頃の人らしいが、残されたミイラから身長165センチ、太り気味で、歯周病、骨粗鬆症、糖尿病を患っていたらしいです。

また、彼女の死因は歯周病の治療で抜歯し、その膿が全身に回ったからとか、死亡年齢50歳位とのことですが、今も昔も権力者も思いのままにはいかないものがあるのですね。

日本でも、望月の欠けることが不満とか言っていた平清盛はマラリアで、信長がこね、秀吉がついた天下持ちを食べた徳川家康は、皮肉にもてんぷらの食当たり(ガン)でなくなっていますからね。

古に比べれば、現在の日本人は男女を問わず長寿を謳歌していますから、心配ばかりの権力者などならなくて、晴耕雨読の生活がやっぱり一番かもしれませんね。