宮崎県の口蹄疫が終息し国際獣疫事務局(OIF)が日本を口蹄疫の「清浄国」に認定したとのニュースがあった。OIFそのものをあまり聞いたこともなかったが、これからは日本の牛肉などを大手を振って海外に輸出できるそうです。
口蹄疫など家畜の疫病の発生につながる病原菌については清いことは良いことですが、多分、日本の清潔さは世界一、ほとんど無菌状態の社会で育った人間はちょとした菌への抵抗も無くなり返ってひ弱になることも恐ろしいですね。
海外旅行をして多くの人々が大丈夫なのに、日本人だけがおなかを壊すなどはよく聞く話し、だんだん海外旅行もおくうになってしまいます。
また、病原菌以外でも、海外、特に発展途上国ではズルは当たり前、縁故がなければ何事も始まらず、また、袖の下(ワイロ)は潤滑油みたいなもの、このような国を相手に交渉事をするのはほんと骨がこれますね。
尖閣問題で中国人を逮捕したらすぐ日本の建設会社社員が逮捕されましたが、この不当さを菅首相は中国の温首相と会談した時に不当さも、釈放要求もしなかったそうですが、日本の政治家、したたかさも、ないもない海外では全然通用しない脆弱な人ばかりですね。
今、大相撲の八百長が大問題となっていますが、「水清くして魚棲まず」の格言もありますが、大相撲など宗教ではないのですからなにもかも「清浄」「清浄」で責めるのは、どうでしょうか。実は宗教だって政治同様内幕はドロドロな世界ですからね。