今日は「立春」沖縄では杜の桜など木々にピンクの花がついて春らしさを一層演出しています。しかし、北国では、「暑さ寒さも彼岸まで」のお彼岸まで約ひと月ほど寒さが続くと思いますが、寒い冬が長ければ、来る春はまた格別うれしいものです。

しかし、そのうれしい春は最近の日本では国民病」ともいわれる「花粉症」なんとも鬱陶しいですね。

私も随分この杉花粉症で苦しみましたが、1日にテシュペーパ一箱は普通、さらに、目の痒さ(これが一番大変)、そして、鼻づまりで夜も寝れず、まさに、拷問?、私は10年間も体質改善の治療(春になると注射をしましたが)、&、年齢のせいか(こちらの影響が大きいかも)徐々に改善しましたが、春は怖く!、そして、究極の対処療法として杉花粉無い土地に転居ということで沖縄に移住しました。

日本では戦後、すぐに役立つ木材とし全国いたるところに「杉」の植樹をしましたので、日本国手入れの行き届かないアバレ杉だらけ、離島の伊豆大島も杉だらけで、花粉が海風に乗って熱海まで到着、温泉に入りながらクシャミをするというヘンテコな症状になりました。

花粉症の患者さん全員が杉花粉がないといわれる沖縄や北海道に転居するわけにも参りませんので、春3月のひな祭りのころから5月の端午の節句までマスクしてひたすら耐えるしかありませんが、それにしても、戦後、いいことだと思われた杉の植樹、昭和四十年代に盛んに発生した公害の一種にも思えますが、公害は克服しつつありますが、杉花粉症はこれから数十年も際限なく続くのでしょうか、大憂鬱ですね。