この冬寒さ異常ですね、沖縄でも8度、9度と例年より4.5度低いとか、沖縄は亜熱帯の島ですから、暖房があまり完備していないため、寒さもひとしおです。
また、この寒さと雪のなか頑張っている北日本の方々は本当の英雄ですね、かって、ナポレオンも、ヒトラーも寒さに破れ去り、ナポレオンはコルシカ島に、そして、ヒットラーは愛人のエヴァと地下室で自殺しました。
これに比べて、戦前までの日本人、例えば新潟の十日町小歌にあるように、雪に埋もれて機(はた)仕事 花の咲く間じゃ小半年 とか 雪のトンネル隠れ場所 恋の抜け道まわり道 など まさに雪と共生した生活をしていました。
しかし、文明の発展はこの雪を力ずくで排除しようとする思想、昨今の日本人にとっても雪は邪魔者以外の何物ではないとの考えとなっています。もう、自給自足の生き方でないですから物流も必要それも膨大な、また、マキや柴を燃やして暖をとった時代から化石燃料、それも、遠く中東から運んできた石油やガス、あるいは電気への大転換、もう、雪はいらないものの代表格、しかし、雪は雪ダムとして自然を壊さずに水を蓄え春には田植えの貴重な水になりますし、一年を通して山々の木々涵養します。
あまりにも極端な便利さ追求は我々日本人というか、人類は自然に対してナポレオン的な大敗北につながるかもしれませんね。