ロシアの空港でまた自爆テロ、プーチン首相(大統領以上の権限)の強権政治に対する抵抗でしょうがプーチン氏の行動は中世の王様のようですね。
先日ロシア石油大手ユコスのホドルコフスキー前社長に新たに懲役6年の刑が追加されたとのこと、ポドルコフスキー氏は社長時代にプーチン氏に反対する野党勢力に政治献金をし、大統領への野望もあったとか、その結果、プーチン氏に睨まれ脱税罪などで禁固8年の判決が確定なんとモスクワから6000キロ以上離れたシベリアの服役、刑が終了するにあたっての追加の刑。
ポドルコフスキー氏が服役しているのは、シベリア・チタ州クラスノカメンスク近郊の刑務所、それも放射能汚染が考えられるウラン鉱山跡地にあり、真冬には氷点下40度まで冷え込む厳寒の地で、旧ソ連時代の政治犯の流刑地をほうふつさせる。窃盗や詐欺罪で有罪が確定した囚人と一緒で警察官の制服を縫っているようで、囚人からの暴行も受けているようです。
アメリカ大統領やヨーロッパ各国の首脳からも非難されていますが、プーチン氏はどこ吹く風、ロシア一の富豪の没落は、歯向かう政敵を徹底的に弾圧するロシア伝統のシベリア流刑がプーチン政権の冷徹さを物語っている。