プロとアマの棋士60人について将棋の瞬間の「手」を指す時に脳のどの部分が働くかを理化学研究所が調べた結果を報道していたが、アマ棋士の場合は脳の前頭葉だけが働くにのに対して、プロ棋士の場合は前頭葉の他に脳の中心部の何とか?が働いているとのこと。この部分は練習して鍛えることによってだけ活動するそうで、やはり、何事もプラクテス、プラクレスですね。

将棋以外でも例えば私が習っている楽器演奏も最低1万時間やらなければ上手にならないと言われていますが、1万時間と言えば1日2時間として、1日も休ますに約14年です。素人が中高年から楽器を始めてもなかなか大変なことが分かりますが、多分いくら練習しても、結局、プロの頭脳のように脳の忠心の?を鍛えることは不可能でしょうが・・

日本の工業技術でも例えば造船、一時は世界を席巻し企業は溶接など様々な分野のプロを擁していましたが、もう、そのようなプロもいなくなり、日本の技術力も退化の一途です。

昔から餅は餅屋といわれますが、何事によらずプロフェッショナルは大したものですが、時間がかかるプロを養成する企業も、また、時間がかかる技術のプロへの道を歩む若者も少なくなりつつありますが、日本は工業&技術立国の看板を下ろす日も来るのでしょうか。