与謝野馨さん、言わずと知れた元自民党の重鎮で今は民主党の経済財政担当大臣、原則65歳となっている公的年齢の引き上げを、定年延長とセットで検討課題とする意向を表明した。もう、いくつ寝ると年金!と思っている60歳前後の方々、内心穏やかでないでしょうね。

今定年延長などと言ってもどこの会社でももうお年寄りはご免という雰囲気で、役所でも60歳以上の元職員が嘱託で残っても現職からはかげ口をされている現状で、民間企業でも官公庁でも60歳以上の方に残ってもらいたいなどと思っているところは数パーセントもないのが実態です。

フランスでも年金支給年齢引き下げで、ついこの前若者と高校生のデモがありましたが、その掲げた看板に「お年寄りには庭仕事を、若者には仕事を!」でした。日本でも全く同じ状況ですね、官公庁の60歳以上の方々も定員枠に入りますので、結局若者の就職の場を狭めることになっていますからね。

与謝野馨さんといえば、戦国時代の「小早川秀秋」を思い出します、彼は、西軍から東軍に寝返り結局徳川側に勝利をもたらしましたが、小早川軍は西軍の敗残兵の追討までさせられましたが、数日前の仲間を追討することで「豆を豆殻で煮る」の例えと言われ、小早川秀秋は21歳で若死にし、後継ぎが無く小早川家もなくなりました(大名取りつぶし第1号)。

与謝野さんが囲碁が得意らしいですが駄目にするのは民主党か、自民党か、日本国だけは駄目にしないでくださいね。