人間だれにでも「老・病・死」があるが、こと、老についてはアンチエイジングなどとカタカナ語で如何にも老けるのが悪のような風潮がある。新聞や雑誌、さらにはTVにも「これで60歳とか、あるいは70歳?」とか若く見えることをひけらかし、決まって、○○を愛飲しているとか、○○錠剤を飲んでいるとか半分インチキ臭い商品の宣伝をしている。

始めに書いたように人間だれにでも訪れる特に「老」を恐れるあまり、古代の帝王たちも不老長寿の薬を求めて家臣を航海までさせていること等も記録に残っているが、例えば見つかったたとしても家臣は自分に使い、帝王には偽物を渡すだろうにね。

今朝のラジオを聞いていたら黒井さんという作家が、年よりにこうでなければならない形などないと話していましたが、その通りですね。

例えば加山雄三さん紅白に出ていましたが若々しいですね、彼のこれまでの生き方があの歳でも若大将?でいられる姿を創っているのでしょう。

従って、別に特別な若返りの秘薬(あるわけないが)を飲んでいなくとも、何かに熱心に取り組んでいる人は若々しいし、時間を持て余している人は早く老けて見えことになります。

これから見ても不老長寿の秘薬とは渤海にあるのではもなく、自分の心にあることになり、自己規制をして、死ぬまで研鑽していると自分の脳から不老長寿の秘薬が抽出されるのかもしれませんね。