今日は官公庁の仕事納め、御用納めといった方が分かりやすいかもしれませんが、最近の仕事は全てパソコンでやっていますので、四六時中パソコンをにらんで如何にも仕事をしているように見えて、実はヤフーなどを見ている役人も多多です。
先日、公用のパソコンの私用を止めるため監視システムのソフトを入れたとある役所、管理職がゲームに興じていたり、係員も負けずにヌードを見ていたと報道があった(資格試験の勉強中というのも多い)、これは、阿久根市長のいう一部の公務員の問題でなく、日本全国に蔓延している問題でもある。
高い税金を払って、年の暮れをどう越そうと考えている納税者こそいい面の皮、知らぬが仏の一部の公務員の怠惰な実態でもある。
また、教員の病気休暇者も小学校で1,754人(全419,518人中)、中学校1,205人(全250,771人中)と3千人に及んでいますが、多いですね(それとも普通なのでしょうか:民間では考えられませんが)。中には年中休んでいながら海外旅行などして顰蹙をかった例もありますが、とにかく、公務員の親方日の丸の仕事ぶりは不景気の中、国民の怒りを買っていることは事実です。
政府は公務員改革などと言っていますが多分出来ないでしょうね、なにしろ、労組の支援を受けている民主党政権ですから。
今の事情、かつてのフイリッピンのアキノ(夫人)大統領を思い起こさせます。彼女も土地改革を実施しますと公約、大衆の人気を博して選挙に勝ちましたが、アキノ自身が大地主、結局、土地改革は小作人に証券を渡すことで糊塗しました、その証券も紙くず、結局何も変わらず大衆はあいも変わらずその日暮しの貧乏生活(アキノ邸前でデモをした農民は機動隊にタイホされました)、この例を見ても自分に不利益が及ぶことは絶対にしませんというか歴史が証明しています。ですから、民主党の公務員改革も出来ませんね、よって、一部の公務員は新年からまたパソコンをにらんで日々を送ることが出来ることになります。