昨夜、那覇でモアイに参加、約12名ほどの会員で、構成員は50歳代から70歳代まで、、職業も様々ですがリタイアした方が大勢、この中には、沖縄県知事の仲井真さんと那覇高校で同級生だったという方もいました。仲井真さん、高校生のころは余り勉強している風ではなかったが結構優秀だったとか、でも、知事にまでなるとは思わなかったそうで、人生イロイロですね。

また、元教員の方、大学を卒業してすぐに伊是名に赴任したそうで、随分伊是名島には詳しく、私が、田山花袋著「琉球名勝地誌」に・・伊是名には巨木繁茂すれども島民山神のたたりをおそれ、伐採せず・・とあるがどうしてかと訊ねたら、元教員が「伊是名は沖縄では珍しく米の出来る島で、水が大切であり、ダムの無い時代森林が水を保っていることから木を切るのを禁じていた、もし、木を切ったら罰として一日一合の米を毎日役所に上納しなければならなかった」とのこと、小さな島で生きていくための島民の知恵が「名勝地誌」に記録されているのですね。

元教員も田山花袋がそんなことまで書いているのですかと驚いていましたが、温故知新、あり余ったムダなダムを沢山造って自然を台無しにしている現在、大いに参考になる明治34年(1901年)、今から110年もの記録の「琉球名勝地誌」である。