平和な時代、そして、高齢者社会の行きつく果てはペット時代、人間不審、飼い主がどんな人間であっても、ひたすらその愛に応えてくれるペットをわが子同様、高齢者の場合はそれ以上に大切にしている人は少なくない。
しかし、ペットの寿命は短く、亡くなった時の飼い主の嘆きは大きく、食事もとれなくなるほどの人もいるとか。
その衝撃をどう和らげるかを心療科の先生が話していた、一つはペットを飼うときはその見取りは自分でしなければならないことを自覚しておくこと、二つ目はペット中心の生活をすると孤独になってしまうので、ペットを通じた友人を創っておくこと、三つ目はペットを亡くしたショックが長引くときは心療科などの診察を受けること、である。
さらに、先生は、ペットの犬やモルモットが死んだから、会社や学校を休むなどを言うことは今では通じないが、それらをも受ける寛容な社会づくりも大切と結んでいたが、ペットを愛する人々には受けるでしょうが、現実社会ではなかなか通らないかもしれませんね。
動物愛、ペット愛もあまりにも過剰になると「犬公方綱吉」や「連続厚生次官殺傷事件の犯人」のように人間社会に悪影響を及ぼしますが、のら犬や猫達ももとは人間の仕業、ペット亡くした方は彼らノラの救済に心を向けるることで悲しみも随分癒されるのではないでしょうか。