私は宗教にはあまり詳しくないが、次のフレーズは知っている、「あなたがたも聞いているとおり、『目には目を、歯には歯を』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。」(マタイによる福音書5章38-39節)」

有名ですね、しかし、本当にそうでしょうか、キリストを広めたヨーロッパは、例えば中南米やアフリカにおいてその貴重な歴史文化を崩壊させ、資源を根こそぎ収奪し貧しさと聖書だけを置いて行ったと言われている。

現代の大国アメリカもキリスト教に政治・経済の基盤があると思うがやはり「目には目を」が目立つ国である、多分、今でも世界の警察を自任している国家体制がそうさせるのかも知れないが、しかし、異端の主義主張を持つ国を許さないという考え方は独善ともいわれますが・・。

わが国は日米安保条約でそのアメリカの核の傘に入っていることになっているが、当然、傘に入れてやる側のアメリカには日本にもっと金を出せなどといろいろ言いている(小沢さんは金のかからない第七艦隊だけでいいといっているがもうつぶされそう)。

沖縄において昨深夜隠密裏に嘉手納基地から普天間基地へパトリオット・ミサイル車両の大移動があった、パトリオットはご存じ、ミサイル防衛の主要装備であるが、普天間基地周辺もミサイル防衛の必要があるのでしょうか、例の国からの攻撃を考えてでしょうか。

国民も、もちろん沖縄県民も何も知りませんが、攻撃する側も今では「弾がもったいないから」かつてのアメリカ軍の日本やドイツ爆撃のように無差別大量虐殺攻撃はしないでしょうから、多分、アメリカ軍基地があることで巻き添えになる可能性が高いと思わされた昨深夜のパトリオットの大移動であった。