アキバヨシエさん、アメリカでジャズハウスを経営されている人らしいですが、NHKラジオでのお話し随分波乱万丈な生き方をされた方のようです。

戦災孤児と言われていましたが、18,9歳のころアメリカ軍将校にプロポーズされて渡米、上流家庭の生活を経験、アメリカの上流階級の方々は音楽、ダンス、芸術と様々な面で長けており彼女は随分劣等感にさいなまれたそうです。

(日本でも鳩山家のような家を上流階級と言うのでしょうか?でも、日本の場合ただ金勘定が上手でお金持ちになったと表現したらよさそうですね、むしろ、江戸時代の清貧の侍階級が文武両道に優れていましたね)。

彼女いろいろな経験を積みながらも勉学だけは続け、アメリカの一流大学(バークレー大学)を卒業、現在はサンフランシスコ等でレストラン、ジャズハウスを経営、さらに、お寺まで建てて禅をアメリカに広げているそうです。

アメリカの生活をしながら日本について思うことを語っていましたが、日本文化は凄いと感ずるそうです、禅はもちろんお茶やお花も、日本の奥深い精神面について、最近の日本人の若い人はなんでもメールで事をたして「語らない」ことが残念だとも。

戦後の日本、何もなかった時代と今の物があふれている時代、多分時計の振り子のように、また、物がなかった時代のように精神面を重視する時が必ずやってくるでしょうとも。

歴史上の人物を見ても、思想家、歌人、俳人など決して財産家ではありませんでした、精神面を豊かに人生を送った方がよさそうですね。