昨夜のNHKスペシャル「秘境チベットを行く!ヒマラヤ天空の一本道」見応えがありましたね、過酷な環境の中でたくましく生きる人々の姿、小泉さんではないが「感動しました」。
しかし、あんな秘境まで漢民族と中国消費文化が入り込んでいるなんて、ダライラマを追放してチベットを中国化している「中華人民帝国主義」の姿も垣間見ることが出来ました。
なお、彼らの生活費は年4500元(70万円程度)、北京にいる子供の学費が700元(10万円程度)一人っ子施策で子供が一人の場合は収入の15%程度でしょうか、TVに出ていた人の場合もう一人チンタオの専門学校に出すそうですから、学費は収入の30%になりますね。日本の場合50%を超える場合もありますが、どんな政治体制(自由主義でも共産主義でも)子供の教育費は大変ですが、彼は、自分には「お茶」と「お塩」があれば生きていけるから良い、何よりも子供の成長が楽しみですからと話していました。(感動)
このような考え方、少し前の日本にもありましたね、国を挙げて教育を重視し、どんな、貧しい農村、漁村にも粗末ながらその地域にしては立派な学校がありました。親も、食べ物を我慢してまで子供の教育費をねん出するなどしましたが、このような考え方はいつか、どこかにいつしか忘れ去りましね。
子供の教育どころかしつけも学校任せ、給食費は払わない、モンスターペアレントと言われる理不尽な親の群れ、この面でも日本は終わっていますね。
昨夜も「白熱教室」の再放送をしていましたが、今では立派な先生の教育を受けられる恵まれた生徒はもうピラミットの頂上だけほどのごく僅かですね。ピラミッドの下の方の大多数の方々は「汝ら自身にも(そのような家庭に生まれた)自己責任の範疇なのでしょうか?
しかし、子供たちには夢を持って生きていける教育制度を確立してほしいですね、国に金がなければそれこそばら撒き政策をやめて、教育だけでも充実してほしいです。これこそが21世紀に生きる日本の夢のかけ橋であり天空への一本道ですね。