今朝の沖縄の地方新聞「琉球新報」に沖縄の高校生就職内定率がなんと、たったの9%とありました、全国平均でも40%で、富山が最高の59.7%、次いで、三重58.5%、愛知57.9%で、最低は沖縄9%、北海道17.2%、宮城27.%%とのこと、これをみると、もう、高校を卒業しただけでは民間企業への就職は無理という状態らしい。
しかし、先日も記載したように、大学生活もバイトをするにしても月7,8万円程度親からの仕送りなしでは生活も出来ないし、それ以前に当然学費など授業料は私学では年間150万円ほどかかりますので、大学進学は誰でも出来るわけでなく、高校生にとっては本当に大変な時代である。
岡崎トミコ少子化担当大臣は、大学生や高校生の就職率が低いことに関して「就職につけない状況に心を痛めている」と述べたそうですが、これでは政治家の責任を全くはたしておらず、失礼ながら、どのこおばさんでも思うことである、実際は、そのような年ごろの子供を持っているお母さんはもっと強烈な思いを持っているでしょう。
諸悪の原因と言うべき「円高」を是正しない限り企業の海外移転は続き、日本はますます不景気になり、社会は荒れ、犯罪の多い国になってしまうと思う。もう国際的にどうだこうだなどど外務官僚のようにカッコをつけている場合でなく、アメリカ、欧州、中国、韓国などのように「自国通貨安値誘導政策」を積極的に行うべきであり、そうしないと、日本は本当にギリシャやフイリッピンあるいは中南米のような国家になってしまうでしょう。