代々木ゼミナール、言わずと知れた大手予備校ですが、なんと、この予備校で医者のバカ息子&娘(失礼)向けに、月500万円の授業料の講座を募集したらしい(さすがにバカの証明を嫌がったのか応募者ゼロだったそうですが)。しかし、この金額を医者の後継ぎの観点から費用対効果があると発言している教授もいますが、あきれますね(医療費が公金から支出していることを考えておらず、医者の家計のみから考えている、ホントのバカ教授です)。


1か月500万円というと、年間で6千万円の授業料ですが、白熱授業のサンデル教授の講義ではないが、もう、こうなれば金持ちしか医者になれない(今でも私立医大へ莫大な寄付して医者の子弟が入学していますが)という社会的不正義極まれりです(税調は金持ちから税金を取る答申をして下さい)。

一方、庶民の子弟はどうかと言うと、東京都内の1人暮らし大学生の支出内訳は家賃50.4%、食費19.2%、遊興費10.2%だそうですが、平均的金額は家賃が57,109円、光熱費が7,229円、固定電話が122円、食費が21,845円(242円/一食)、服飾費が10,128円、遊興費が11,626円、その他は5,444円、生活費合計で113,503円とつつましいものです。医者のバカ息子の予備校費でなんと50人が生活する勘定になります。ホント医療費は払いたくないですね!。

また、1ヶ月の親からの仕送り額は、月平均は79,835円で、不足分をアルバイトで賄っている学生は全体の62.3%で、アルバイト収入は月平均55,270円で、学生達は平均生活費の4割超をアルバイトで稼いでいるようです。

世の中不景気風でアルバイトもままならない学生も多いと思いますが、もう、勤労学生とも言ってもいい現在の学生さん、卒業したら希望者全員が就職出来る社会になってほしいですね。そのためには、フランスのように、老人には庭仕事を、若者には仕事をとデモでもしないと世中変わらないでしょうか。