今朝のNHK桐生のいじめについて、「心が痛んだ」との女性の方からのメール投稿が読まれていました。彼女は小さいころ転校生でいじめられた経験のあり、いじめを知った親や周辺の大人が乗り出して解決してくれたそうでが、しかし、そのことはずうと変わらなかったような気がしたとのこと、この経験から、いじめを絶対許さない教員になろうと頑張って、今は教員をしているそうです。

この教員は、いじめがあった場合はいじめられている子供の立場でクラス全員で話し合って解決しているとのことですが、しかし、学校現場は、いじめについて報告すると、「報告書を書くのが大変だよ」とかなかなか取り上げ、真剣に立ち向かう姿勢がないのが現状だとのことです。

この投稿から、日本の教育現場ではあの「大河原君」事件の教訓が全然生かされてないことが分かりました。先生たち、口を開けば忙しい、忙しいですが、しかし、選挙になると血道をあげて違法な選挙資金の提供や戸別訪問まがいのことまでしていますが、そのようなエネルギーがあるならなぜいじめに真剣に立ち向かわないのでしょうか。

「三尺下がって師の影を踏まず」はもうとっくの昔に「死語」になっていますが、教員が尊敬されなくなってもう随分たちますね、また、退職教師の多くが目的を失いパチンコ屋通いしている現状、教育機構も破綻している日本、再び「龍馬出現」まで待つしかないのでしょうか。