今は昔の昭和45年(1970年)ですから、40年前のサッポロビールの名CMに三船敏郎出演で「男は黙ってサッポロビール」と言うのがありました。なぜか、海上を航行するタンカーの舳先でそれもビンビールとコップを持って、ビールを飲むシーンと「男は黙ってサッポロビール」の書が・・
今だったら全然受けないかもしれませんが、昭和45年ころの大躍進の日本の男には多いに受け、流行語となり、当時の男達には何となく「男は黙って・・・・」と今でも刷り込まれてしまっています。
今朝、堀田力さん、今の独居老人の男性達、この「男は黙って・・・」の刷り込みがいけないのだと話していました。
堀田さんは東京地検の検事を辞めてから福祉関係の仕事をしていたと思いますが、お歳を召した男たち、なぜか我慢をしてますます孤独に陥るとのこと、生き方を変えることを進めていましたが、その生き方が何にでも興味を持ち、すぐに友達をつくれる「おばさん」的生き方が良いとのことです。
サッポロビール会社が悪いわけでないが、歌でも何でも「男は・・」とか「男たちは・・」とか、この・・に入る言葉は、「我慢をしろ」とか「泣くな」とか厳しい言葉ばかり、
「男は黙っては今は駄目って」で刷り込みから解放されましょう「男たちよ」。