広島県の湯崎知事(45歳)が第三子誕生と合わせて育児休暇をとるとのニュース、先にも、東京都文京区の区長が育児休暇を取り話題となった。

広島県人事課によると2009年度に出産の前後5日間の有給休暇を取った男性職員の割合は32.5%ととのこと、結構な割合で男子も取得しているようです。

しかし、特別職の育児休暇、マスコミにのぼるくらいですから、まだまだ国民、県民の心情から離れているのかも知れませんね。

日本(中国にも)「先憂後楽」と言う言葉があります、これは「民に先だって憂え、民が幸せになったのちに楽しむ」という政治に当る人の心がけを説いたものですが、日本の歴史上に名を残す名政治家、例えば「上杉鷹山」のような方も「先憂後楽」を心がけ破産した藩財政を建て直したことは有名です。

今の政治家を上杉鷹山のような方と比較すること事態、鷹山さんに申し訳ありませんが、今の日本の政治家本当に、ずれていますね。

ギリシャ並みの国家財政からも分かるように、日本はいつからか「先楽後憂」になっていますね、一般社会からかけ離れ恵まれすぎた公務員の給与と休暇体制、さらには、議員の給与ともろもろの手当、鹿児島県阿久根市長のいう、議員と職員の強いもの同士のなれあいと、名古屋市長河村さんの議員は楽して高給を食んでいるだけ、給与分の仕事はしていない、の指摘、あるいは、大阪府知事橋下さんの何も提案せず、何でも邪魔をする議員に対する宣戦布告、この際特別職の育児休暇、せめて休んだ分だけ給与を返還することをしたらどうでしょうか。

奇しくも今日は「吉田茂」の命日らしいが、戦前は武官(軍事官僚)戦後は文官(外務、大蔵官僚等)の支配され辛酸をなめてきた日本国民、一縷の望みを持った民主政権もまた仙石氏により小沢氏が排除され官僚支配の布石が打たれようとしています。