「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言われう言葉ですが、ことに今年は気象異状で高温と低温が日変わで来ているようなお天気のようです。
ただ、沖縄はある程度安定した例年のような温度であり、ほぼ30度前後、屋内では風が通れば27度くらいの過ごし易い気温となります。
このような風を利用した昔の沖縄の建物は開放的で、過ごしやすい家屋でした、この風の道を利用した大型の建物として各種の表彰を受けた「名護市役所」がありますが、この建物は建築をやっている人には随分と知られた建物です。
しかい、最近の沖縄の建築物も本土と何ら変わりなく、密封された建物であり冷房を利用し中に入ると冷え冷えとして、沖縄なのに上着を持参しなければならないような建築物がほとんどです。
また、首都圏では湾岸からの風が都市を通過しこの風で都市の気温を数度下げていたと言われていますが、最近は湾岸にこぞって屏風のような高層建築物が乱立し、これらの建物が風の通過を妨げ、都市部の気温を上昇させています。
国は省エネのために様々な商品に補助金を出していますが、根本のところで何か抜けているような気がいたします。つまり、もって大きな視点でみて、自然の風をうまく利用するために湾岸部の建築規制をすべきだした、今からではもう遅いような気がしますが・・・
来年もまた、高温のために数百人が死亡する灼熱のTKIO砂漠が来るのでしょうか。