ラジオで「今日は何日」で1958年(昭和33年)の今日、稲垣浩監督の「無法松の一生」がベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した日であるとのこと。
「無法松の一生」懐かしいですね、車引きの三船敏郎演ずる「松五郎」が高峰秀子演ずる「未亡人」へのプラトニック・ラブ(Platonic love)、当時の男性が一様に持っていた教養のある女性への劣等感が「松五郎」に共感したのかもしれませんね。
この映画が海外でも好評だったのは、あの時代、戦争に明け暮れて教養を身につける間もなかった世界各国の男性の共通のものだったのかもしれません。
今は、どうでしょうか、少なくとも日本の場合は戦争もなく若者は大いに教養を身につけられる時間があったハズなのに、最近裁判が始まった「押尾事件」のように恵まれている家庭の子弟が犯罪に走る例も多く、格言「過ぎたりるは及ばざる如し」でしょうか。
いずれにしても、今の世の中、好きになったら即、哲学者プラトンのように考えることもなく行動に移すことが多いのかも知れませんが、何事にも一呼吸を置いて行動するのが間違いを防ぐことにつながるかもね。