和辻哲郎さんと言えば「古寺巡礼」や「『風土」などの著作で知られ、哲学者、倫理学者、文化史家、日本思想史家であり、その倫理学の体系は、和辻倫理学と呼ばれる優れた思想家である。
以前、和辻さんの本の中で、若いころ岩場に立つ労松の根が地中に深く入っているのに心を打たれ、自分も学問に没頭し人間形成したとあった。
また、昨夜NHKTVで甲子園で春夏連覇した沖縄興南高校の優勝監督の我喜屋さんの話を聞いていて、我喜屋さんは春の優勝の後選手達に「桜は美しく咲いて散ってしまうが、根から栄養をとることでまた美しい花を咲かす」と話して、初心に帰って練習するよう指導したとのこと、一流の人物は和辻さんも我喜屋さんも相通じるところがあるものだと感心した。
人間、様々な問題を抱えていても、目的を持ってそれに向かって努力することが一番大切と教えてくれた監督の話であったが、人々に多くの勇気を与えてくれた今回の優勝であった。