NHKラジオの「明日への言葉」で今朝は風岡裕子さんが話をされていた、風岡さんは群馬交響楽団の実話の映画化、今井正監督の「ここに泉あり」のモデルとなった方です。

お話では、3歳のころにおもちゃのピアノを上手に弾く彼女を見て、母親や叔母がピアノを習わせたことからピアノとかかわってきたそうです。

彼女は自由学園に入し、音楽大学には進んでいないそうですが、今でも自由学園の先生が話した「よくみる」「よくきく」「よくする」という言葉を一生大事にしてきようで、ピアノを演奏するにしても、作曲がどんな気持ちで作曲したかまでを考えると話していました。

また、戦時中は、ピアノを弾いていると「非国民」と抗議を受けたそうで、さらに、空襲で、ピアノもピアノを弾く場所も全て失ってしまったようで、そんな頃、ピアノを続けたい一心で高崎でピアノを弾けると誘われ東京を離れ、群馬音楽交響楽団の創設にかかわることになったそうです。

「ここに泉あり」の映像でもありましたが、群馬交響楽団はコンサート活動の一方で、小中学校を回る「「移動音楽教室」を行い、地元の人々に音楽の楽しみを伝えてきた、ある意味庶民に愛されている楽団でもあります。

私も音楽は好きですが、風岡さんは「音楽」は音を楽しむと書きますが、その前に「音苦」があるのだと、すなわち、楽しむ前には沢山の(練習等の)苦しいことがあってはじめて音を楽しめることになるという言葉に大いに納得した今朝の「明日への言葉」でした。