最近毎日にようにギリシャ悲劇が報道されている、ギリシャ悲劇と言えばなにか大スぺクタルかと思うが、そうではなく、ギリシャ国の破綻のことであり、公務員給与、年金削減を発表した政府に国民が火炎瓶で対抗している悲劇である。
ギリシャ国が抱える巨大な不均衡は、財政赤字が対GDP(国民総生産)比12.7%(2009年)、経常赤字が対GDP比10.0%(同)にも達しており、この不均衡が引き起こす不安感は、もはや、ギリシャ一国に留まらず、欧州経済通貨同盟(EMU)の持続可能性の疑義にも及んでおり、欧州の銀行の株式は下げ続け金融不安をも発生させている(ヨーロッパのみならずアジアも銀行株が下げている)。
ギリシャでは政権が交代し新政権が財政状況をしらべたら、前政権が粉飾決済をしていたらしく、一気に国家破綻の危機に及んでしまった、なにか、本当に日本にも当てはまるような状況でもあります。
すなわち、日本にとっては現在のギリシャ悲劇は対岸の火事ではなく、わが国の2008 年度末時点での財政赤字額は累積債務で846兆4970億円であり、GDP比では163.5%!に。2010のGDP比の債務比率は217.4%になると予測されれており、日本こそが世界で最も危機的な財政状況にあります。
しかし、霞が関の官僚達は相変わらずの無策、わが身かわいさで数千にも及ぶ天下り先の法人をつくり国家財政を垂れ流し、政治家もマスコミ向けの芸人化、本当に、日本は一体どうなるのでしょうね。
ギリシャの英雄(神話)にヘラクレスがいますが「ヘラクレスの選択」といえば、敢えて苦難の道を歩んでいくことを言うらしいが、公務員達が火炎瓶を投げている姿をみれば、今のギリシャ人はもうそんな「艱難辛苦」なんていやなのでしょうね、日本にも「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」の時期があったが、これももう美学ではないのでしょうから、第一幕はギリシャ悲劇、第二幕は「日の本の悲劇」なんて、いずれ悲劇も現実の悲劇ですから恐ろしいですね。