新聞のコラム欄に太宰治の「走れメロス」をあげて、普天間問題についての鳩山由紀夫さんの少なくとも県外への移設の約束を果たしてほしいとの内容であった。

つまり、暴虐の王から町の人を救おうとしたメロスは捉えられて処刑されることになり、妹の結婚式だけは出席させてほしいとメロスは申し出、「逃がした小鳥は帰ってこない」と王は信じないが、友人を身代わりに立てて、戻らなければ友人を処刑するという条件で願いを許された。

時結婚式を終えたメロスは、帰路、川の氾濫や山賊に襲われあきらめかけるが、最後の力を振り絞って、走り続けて約束を果たしたが、友人は「一度だけ疑った」と謝り、それを見た王は感動して人を信ずる心を取り戻すという内容である。

内容は素晴らしく本当に感動しますが、この作品のヒントは実はは太宰が飲み屋で友人たちと酒を飲んで支払いが出来ずに、金を調達に行っている間、友人を支払いが出来るまで飲み屋に留め置かれたことをヒントに書いたとも言われています(すなわち、メロスは太宰自身です)。

どんな下世話なことも我々凡人と違う天才作家にかかっては美しく仕上げられますので、感動をしていましますが、沖縄では昨日の「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と、県内移設に反対し国外・県外移設を求める県民大会」には約9万人もの参加があり超党派、歴史的な県民大会と位置付けられています。

鳩山さん、もう普天間問題の解決まで1ヶ月を切りましたが、クモの巣以上に複雑に絡むこの問題、太宰治さんのように美しく解きほぐし国民を感動させることが出来ますでしょうか。