ラジオで瀬戸内寂聴さんの話を聞いていましたら(再放送らしいです)、彼女はもう87歳とかのお歳らしいですが、長生きの秘訣について「いやなことはしない」と話し、アナウンサーが「自己中心」という言葉がありますが、それですかと尋ねましたところ、まあ、だいたいそのようなことだとも応えていました。

人間生きていると「いやなことはしない」などと言って生きられません、特に、社会人は様々ないやなことを強いられてやっていると思う。

食品偽装でも上司から命じられてイヤイヤ加担した青年、サラ金の取り立てでも「腎臓でも売って金返せ」といった青年も会社から命じられ、日常は優しい好青年だったそうで、生きるためには皆必死で、会社の方針には逆らえずというのが実態。

確かに「いやなことはしない」という自分に忠実に生きれる人も世の中にはいるでしょうが、それは瀬戸内さんのように出家した人や、あるいは、もう生活に困らない年金受給者達かもしれません。

瀬戸内さんは高齢でもありますのでいつでも自分の死について考えているそうですが、死について考えるような年齢になったら社会も「自己中心」を受け入れてくれるとは思います、しかし、若い人たちは当分自分の意思に反する「いやなこと」をしなければこの世では生きていかれないでしょうね。しかし、反社会的な法律に触れるようなことは絶対しないのが鉄則ですが。