沖縄の普天間代替飛行場建設案として、勝連沖埋め立て案がオープンになった、うるま市浜比嘉沖のリーフ内に1,021haを埋め立て人工島をつくり、米軍の他航空自衛隊も移転させる案とのこと、もちろん、地元市長は反対の意思表示をしている。(浜比嘉とはその海中道路を通り行くことのできる島である)

1,021haと言えば、関西国際空港は515ha、セントレア(中部空港)は580haであることを考えれば、如何に大きなものであるかが推察されると思う。

事業費も膨大なものになるのではないだろうか、例えば、関空は1兆5千億円、セントレアは7千680億円とされているがこれらの倍の面積となれば、2兆円~3兆円程度かかるかもしれない。

人工島の歴史は江戸末期の1853年に幕府は、お台場(5基が完成、2基が未完)を建設したが、関東1円からの杭の木、相模、伊豆、安房からの捨石、品川周辺の高台からの土砂運搬で、1500隻の伝馬船、5,000人の石工、75,000人の人足という大規模な工事で200万立米を越える土石量を用いたそうです。

工事費用は現在の価格に換算したら有に2兆円を超えると金額であり、結果この人工島建設が幕府の経済を悪化させた。

日本の開国は1868年であるから、この難工事の僅か15年で幕府が滅んだ、国防などと言って膨大な金をつぎ込んでも何ら意味がないことを示している。

「古きを訪ね新しきを知る」という格言がありますが、普天間代替で何とか儲けようと、金が頭から離れない人々はもう一度頭を冷やしてみてはいかがでしょうか、また、倉本総さんが「人間は知恵を出して環境を悪化させるのに懸命だ」という意味のことを言っていますが本当ですね。