27日午前5時31分に沖縄でM6.9の地震があったが、日本時間では同日27日午後3時34分には南米チリでM8.8の大地震が発生した。
沖縄での震度5弱というのは1911年6月以来、実に99年ぶり、地震とは縁のない島と思っていた沖縄県民を驚かした。前回のチリ地震は昭和35年(1960)5月22日発生、この地震は三陸に大被害をもたらした津波で知られているが、まだ、津波が遠く離れた地震を知る由もなかった明治初期まで、親潮と黒潮がぶつかって陸に押し寄せることが原因であると本気で考えられていた。
災害は時の政権をを揺るがすものとなるが、天明3年(1783)4月9日浅間山の大爆発はあのフランス革命をもたらしたとも言われているが、日本もこの噴火で大飢饉が発生、で200万人もの人々が餓死したといわれている。江戸時代の人口は多くとも3000万人以下、総人口の7%もの人々が命を死亡したことになる。
したがって、今存在する我々すべての祖先はこの災害に際して、命を永らえるために犬、猫はもちろんあらゆるものを食べたと伝わる、まさに、芥川龍之介の羅生門にある「どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んでいるいとまはない。選んでいれば、築土の下か、道ばたの土の上で、飢え死にをするばかりである・・・」の心境で、命をつなぎそして今我々がいる。
災害は忘れたころにやって来るは、情報伝達のない昔のころ、情報が瞬時に地球を駆け巡るこの時代、災害まほぼ毎日、併せて、戦争・紛争、いちいち心を砕いていたら精神ももたない、親鸞聖人のいうように「他力本願」で行くしかないかもしれません。