今朝ほど沖縄で比較的大きな地震発生(5時31分)震度5弱とのことですが結構な揺れました、一瞬思ったのは沖縄で地震?という思いでしたが、それほど、沖縄は地震に縁のない地域と考えていました。

しかし、沖縄周辺ではこれまでも大きな津波が来たこともあり、時に石垣島で1771年(明和8年)大津波が襲い、標高85.4mの高さまで達したと言われています(山の中腹に持ち上げられた石があるそうです)。この明和の津波で石垣島の40%が水没し、人口の三分の一が失われ、八重山全体では9313人が死亡、特に石垣島、波照間島、黒島、新城島が被害を被ったとされています。

日本での津波というと明治29年(1896)と昭和8年(1933)の二度の津波で大被害を受けたリアス式海岸岩手県の三陸海岸を思い起こすが、史上最高の津波俎上は沖縄の石垣島であることから、沖縄も地震や津波の起こる島であることを今日の地震で再認識させられた。

ただ、今日の地震でも今のところ建造物の被害は報告されていないところをみると、沖縄でも建築基準法上は地震荷重である水平力を十分取り計算しているので、海外に見られるような地震による建造物の倒壊はない。

ただ、これまで建築基準法も地震のたびに変わってきているので、古い建物は地震による倒壊は十分考えられる。特に昭和43年(1968)5月16日に函館で震度5を観測した十勝沖地震により函館大学の校舎の一部が倒壊したが、あの地震により設計計算及び柱のフープ(腹筋)、梁のスターラップ(帯筋)の間隔が変わったのでRC(、コンクリート)、SRC(鉄骨鉄筋)構造物であれば、昭和45年ころまでのものは危険な建物と考えてもいいかもしれない。また、木造でも、開口部の大きな建物は、筋交いなどで補強する必要はある。