これまで、仕事で各地を訪ねたが、最も印象に残ってる場所は北海道の稚内でしょうか、私は技術者ですから、訪ねた土地の景観や食べも、あるいは温泉等よりも、そこに残っている建造物などにひかれます。稚内には以前の樺太連絡船のターミナルがありましたが、埠頭に続くドーム型の防波堤があります。http://city.hokkai.or.jp/~waka-cmn/dome.htm
この防波堤は昭和11年(1936)に完成したそうですが、設計者は若干26歳、若い人のエナルギーは凄いですね、完成からもう74年、この防波堤の前に立つと近代日本の歴史と、その時代時代に若い技術者が情熱を傾けて日本の国と人々のために取り組んだ息吹が伝わってくるような感じがしました。
今、日本の若い者は方向感を失い、何に向いているのか、あるいは、自分が何をしたらいいのか分からずに「縮み志向」でいるようですが。この大きな原因は、主体性がなく、ただ親や教師の勧めるままに偏差値にあった大学に進学した結果のような気がいたします。
「人生いたるところに青山あり」という言葉がありますが、日々スキル(技術力)を磨き、縮こまらずに、飛躍してほしいですね。
そういえば「縮み志向の日本人」という本がありました、たしか、韓国の大学の先生が、日本のマクロ技術をほめる本でしたが、精神は縮こまらさせないでください。