社民党の阿倍和子氏や国民新党の下地幹郎氏らに対して、普天間飛行場の移設先として北マリアナ諸島への施設を歓迎すると、北マリアナ連邦の知事が述べたそうた。
北マリアナ諸島は人口8万人、面積は471平方キロ(種子島の445平方キロとほぼ同じ面積)らしいが、条件として、インフラ整備や環境、地域住民への影響を配慮することを挙げたとのこと。
しかし、今回の調査団には与党最大会派の民主党が入っておらず、弱小与党の方々の話に政府はアメリカはは乗ってくるのか疑問でもある。
沖縄の基地問題が連日報道されているが、しかし、潤沢な防衛費を垂れ流す基地は実は沖縄の基幹産業でもあり、昨日のブログにも記載したような目をむくような高額な基地からの地代、あるいは、国家公務員と同じ待遇の基地従業員(バナナボートの運転で600万円の収入:国会でも問題になった)等、基地に依存している人々は飯の食い種であり、無くなっては困るものであり、また、基地に全く依存しない人にとっては騒音、米兵の狼藉は目障り至極で無くなってほしいと考えて、両極に分かれているのが実情である。
北マリアナの知事さんも多分、基地が来ることで沖縄のように地域が活性化することを思っているだろうが、その費用を日本国の税金で賄うことはやめてもらいたい。北マリアナはアメリカの委任統治領であり、いわば、米国、国内の基地整備まで日本にさせるのはいくらなんでも度が過ぎるというものである。
沖縄で黄金(お金)で目を汚さないでという歌があるが、お金となると後先を考えないのが人間のサガでしょうか・・
写真は極東最大の軍事基地「嘉手納基地」面積19,976,000㎡、約2000haは、羽田空港の倍の面積、人口40万人の東京の多摩ニュータウンがほぼ入ります。
